関学大出身サラリーマンボクサー、宮川竜成がタイ選手とプロ5戦目 亀田興毅氏興行第3弾・追加カード発表
プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(37)が28日、兵庫・尼崎市内で会見し、自身がプロモートする興行「3150×LUSHBOMU vol.3」(12月21日、ツインメッセ静岡)の追加カードを発表した。関学大出身サラリーマンボクサー、宮川竜成(23)=尼崎亀谷=がスーパーライト級6回戦でティティコン・ラッタナクン(20)=タイ=と闘う。 亀田氏とともに会見に臨んだ宮川は「前回の試合で消極的に戦ってしまったので、次は積極的にいって倒したい。お客さまにおもしろいと思ってもらえる試合をします」と誓った。 大阪・興国高から関学大に進学し、ボクシング部の主将を務めた宮川は2023年4月にプロデビュー。仕事をしながらボクサー生活を続けており、戦績は4戦全勝(1KO)。テクニカルなサウスポーで、同年の西日本スーパーライト級新人王も獲得している。 亀田氏は「ボクシングセンスがあるし、ルックスも良い。関学大出身のサラリーマンボクサーということでキャラクターも良く、まさに可能性しか感じない選手」と期待。宮川と「3150×LUSHBOMU」の選手契約を締結したことも発表した。 今後は戦績によって本人と所属ジムに対して最低計30万円の月額報酬が支払われるほか、同興行への出場が年間最低2試合は保証され、個人スポンサーの獲得やスパーリングパートナーの招聘(しょうへい)など、さまざまなサポートを受けられる。 ラッタナクンの戦績は10戦5勝(5KO)5敗。 また、その他の追加カードとして月田翔一郎(LUSH)と秋山星也(名古屋大橋)が闘う60.8キロ契約4回戦も発表された。