北海道は気温急上昇 札幌・旭川で久々の夏日 真夏日一歩手前の所も!
今日(8日)の北海道は、南からの暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、その南風が山を越えて入るオホーツク海側を中心に気温が高くなりました。午後4時までの最高気温は、道内で最も高くなった北見市常呂で29.6℃と、真夏日一歩手前の暑さとなり、札幌27.0℃、旭川29.1℃など、久々の夏日となった所もありました。
気温急上昇 常呂は2日前の最高気温が11.9℃
この一週間は平年より気温の低い日が多くなった北海道。5日から6日にかけては、道内の気温の観測地点174地点のうち、最高気温が20℃に届いたのが道北の音威子府の1地点にとどまりました。(6日の最高気温20.3℃) しかし、今日は午後4時までの最高気温が道内72地点で25度以上となり、最も高くなった北見市常呂は29.6℃と真夏日一歩手前の暑さとなりました。北見市常呂では、一昨日6日の最高気温は11.9℃でしたが、そこからわずか2日で一気に20℃近く気温が高くなりました。 また、札幌で27.0℃と5月18日以来21日ぶり、旭川では29.1℃と5月16日以来23日ぶりと久々の夏日となった所もありました。特に旭川では今年に入ってから一番の最高気温で、28度を超えるのは約1か月半ぶりのことでした。
旭川は来週末に真夏日か 札幌は明日にかけての気温変化に注意
明日(9日)から明後日(10日)は一旦平年並みの最高気温に戻る所が多くなる見込みで、今日27.0℃まで上がった札幌は明日は19℃と、20℃に届かない予想です。服装選びに注意し、体調を崩さないよう気を付けて下さい。 11日火曜日以降は再び気温が上向き、12日水曜日以降は内陸で夏日の所が多くなるでしょう。特に15日土曜日の旭川では最高気温30℃と、真夏日となる可能性もあります。 この先も気温の変動に注意しつつ、夏本番に向けて徐々に暑さ対策も心がけていきましょう。
日本気象協会 北海道支社 岡本 肇