「思ってたんと違うw」初挑戦の〝かまぼこの飾り切り〟に6万いいね 「おせちに入ってたら泣く」
紅白かまぼこの飾り切りに「初挑戦」したという投稿がXで話題になっています。かまぼこの飾り切りと言えば、おせち料理などを彩る華やかなものを想像しますが、話題になったかまぼこにも目を引く強烈なインパクトがありました。投稿者に話を聞きました。 【画像】話題になった〝かまぼこの飾り切り〟がこちら。「かまぼこでここまでの表現はお見事」
「かまぼこでここまでの表現はお見事」
話題になったのは、「Ran (パンの人)」さん(@konel_bread)の投稿です。 《蒲鉾の飾り切りに初挑戦》と投稿した画像には、紅白かまぼこが写っています。 白かまぼこは2列に四角いパーツが並び、その上下をスライスしたピンクのかまぼこが挟んでいます。 そう、その見た目はまさに〝歯ぐき〟と〝歯〟。四角い〝歯〟が少しデコボコしているのも、歯並びの個性があり、妙なリアリティーを感じます。 この投稿には「思ってたんと違うw」「おせちに入ってたら泣く」「正月にやってみたい!新年早々怒られそうだけど(笑)」「かまぼこでここまでの表現はお見事」などのコメントが寄せられ、6.3万のいいねがつきました。
思いついた瞬間
Ranさんに話を聞きました。 普段は「パンの人」というアカウント名どおり、パンを焼いて「筋肉くま」や「ニンテンドーSwitch」など、さまざまな物を表現して話題になっています。最近作ったのは、娘の描いた絵をもとにした「娘の歯が抜けたお祝いパン」。抜けた歯の歯根まで表現するこだわりぶりです。 今回扱ったのはパンではなく、かまぼこ。「娘がかまぼこが好きなのでよく食卓に出していたから」だそうです。 ある日、夕食のしたくをしている時、スライスした紅白かまぼこが並んでいる様子を見て、「ふと口に見えた」とRanさん。 その場の思いつきで生まれたのが、この「飾り切り」だったそうです。
やってみたい!
ぜひやってみたい! 作り方を聞いてみました。 (1) まず紅白それぞれのかまぼこを、かまぼこ板から外し、スライスします (2) 白いかまぼこの表面(曲面)と底辺(かまぼこ板側)は少し切り取ります (3) (2)で切り出した部分を、さらに切って、小さな四角いパーツをたくさん作ります (4) (1)でスライスした紅かまぼこで、(2)で一回り小さくなった白かまぼこを挟みます (5) 白かまぼこの上に(3)で作った四角いパーツを並べて置きます 四角いパーツを一つ一つ並べているのが、歯っぽいディテールを生み出しているのですね。
寄せられた〝願い〟
多くの反響が寄せられたことについて、「まさかこんなに反響を頂けるとは全く思っていなかったので、とても驚いています」とRanさん。 「おせち料理に入れてみたい」というコメントもありました。一つ一つの料理に「願い」を込めるおせち料理。 この〝かまぼこの飾り切り〟についても「歯を食いしばってがんばる」や「いつまでも自分の歯で食べられますように」との願いを込めるという人もいて、Ranさんは「このかまぼこに込められた皆さんの意味を見て、妙に納得してしまいました」と感心していました。