ドジャース・大谷 驚異的な勝負強さの証!? 大舞台も平常心の記者イジリ
◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース9―0メッツ（2024年10月13日 ロサンゼルス） 【記者フリートーク】歓喜のシャンパンファイトから2日。まだ“匂い”が残る試合後のドジャースのクラブハウスには100人以上の報道陣がごった返していた。 ベッツ、フリーマンの囲み取材に参加後、スマートフォンを見ながら群衆をかき分けていると、突然、左の臀部（でんぶ）をグーで殴られたような衝撃を感じた。「痛っ」と後ろを振り返ると、別の記者は「俺じゃない」と言う。前方に視線を戻すと、追い越していった大谷がイタズラっぽい笑みを浮かべながらこちらを見ていた。 ポストシーズンは注目度が段違いで、緊迫した試合が続くが、久々に恒例の“記者イジリ”を発動。緊張している記者を和ますためかどうかは分からないが、大谷自身は緊張している様子はみじんもない。むしろこの状況を楽しんでいる心理状態が、驚異的な勝負強さの要因の一つなのかもしれない。（MLB担当・柳原 直之）
