円高が重しの日本株相場で狙いたい好調予想の小型3銘柄
急上昇した気温に立ちくらみしてしまいそうな日本列島。日本株相場も急騰の反動で疲れが出ている印象だ(写真:ブルームバーグ)
7月13日の米国株市場でダウ平均株価が前日比47ドル高で4営業日続伸となったことを好感して、翌14日の東京株式市場は買いが先行。日経平均株価は寄り付き直後に一時、前日比361円高まで買い進まれる場面があった。 しかし、外国為替市場で1ドル=137円台まで円高ドル安が進行したことや、3連休を控えた利益確定機運の強まりから、次第に売りが優勢に。日経平均の終値は前日比28円安の3万2391円と小幅に反落した。 来週(18~21日)は、為替の円高ドル安進行への警戒感から、神経質な推移となりそうだ。日米両国の金融政策決定イベントを翌週に控えており、それまでは自動車や半導体など輸出関連銘柄への買い見送り姿勢が継続しそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万1800~3万2600円とする。
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冨田 康夫