雨天ゴルフ対策は「技術以前に、雨に対する準備が大切」!? 年間250ラウンドをこなす小野寺誠プロに、用意すべきアイテムについて教わった
雨の日のゴルフは難しい。集中力を欠き普段は出ないミスをしたり、流れに乗れず、ズルズルとスコアを崩す。何より服もクラブも濡れて不快だし、道具の手入れも面倒で、本当におっくう。そんな雨の日のゴルフの不快感を払拭しスコアをまとめる秘訣を、2024年6月25日号の「週刊ゴルフダイジェスト」で、年間ラウンド数250以上という“ラウンドの達人”に教わっている。みんなのゴルフダイジェストでは、内容を一部抜粋してお届け!
何が必要かを整理し常に準備しておく
年間250ものラウンドをこなす小野寺誠プロは、当然雨の日のプレー機会も多い。そこで雨の日のゴルフでは何が大事かを聞いてみたところ、小野寺プロは「準備」だと断言する。「雨の日にスコアを崩す人は、技術以前に、雨に対する準備がちゃんとできておらず、濡れる不快感や水滴対策に集中力を奪われてグダグダになるんです。
①カラビナタオル ②ビニール袋とヘアゴム ③午前用のタオル ④午後用のタオル ⑤ハンドタオル ⑥本革グローブの袋 ⑦全天候型グローブの袋 グローブが濡れているのに『面倒だから』と放置してプレーしたら、普段どおりのゴルフができるわけがない。そういう事態を防ぐためにも、準備が肝心。万全の準備をしておけば、雨に惑わされることはなくなります」 小野寺プロは、キャディバッグの外側上のポケットに、雨グッズをまとめて入れておくという。こうしておけば、いざというときに必要なものが見つからなかったり取り出しに手間取って困ることはなく、急な雨でもサッと対処できてノーストレス。 カラビナタオルは必須アイテム。グローブはジップロックで保管。全天候型は、1枚だけ分けておき雨が降り出したら手間なく取り出せる状態。午後用のタオルもビニールで保管
◇雨グッズは出しやすい上部ポケットにまとめる
上記の雨グッズは、キャディバッグの外側上部のポケットに常備。ここにまとめておけば急な雨でも探す手間がなく、キャディバッグをカートに積んだ状態でもサッと取り出せる。この「手際のよさ」が肝心だ。