アジアカップ最高額の国はどこだ!サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。日本代表は何位?【アジアカップ2023】
AFCアジアカップカタール2023が現地時間12日に開幕した。今大会に出場する24ヶ国の中で、最も市場価値が高いのはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が代表チームの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は1月14日時点。
10位:ヨルダン代表 監督:フセイン・アモータ FIFAランキング:87位 総市場価値:1365万ユーロ(約19億1100万円) 最高額選手:ムーサ・アル・ターマリ アジアの代表チームの総市場価値ランキングで10位にランクインしているのがヨルダン代表だ。モロッコ人のフセイン・アモータ監督が指揮を執るチームの総市場価値は1365万ユーロ(約19億1100万円)となっている。 チーム最高額の市場価値を持つのが、フランスのモンペリエに所属する左利きの右WG、ムーサ・アル・ターマリだ。アル・ターマリはヨルダン代表の中では唯一ヨーロッパでプレーする選手で、代表チームの総市場価値の半分近くとなる600万ユーロ(約8.4億円)と評価されている。着実に市場価値を伸ばし続けている26歳のアル・ターマリは、これから長くヨルダン代表を牽引する選手となるかもしれない。 ヨルダン代表のAFCアジアカップ最高成績はベスト8となっている。現在FIFAワールドカップ2次予選では2戦1分1敗と苦戦を強いられているが、アジア杯ではどこまで駒を進めることができるだろうか。韓国代表、マレーシア代表、バーレーン代表と同居するグループEで戦う。
9位:カタール代表 監督:タンティン・マルケス FIFAランキング:58位 総市場価値:1590万ユーロ(約22億2600万円) 最高額選手:アクラム・アフィーフ AFCアジアカップ前回王者で、今大会をホスト国として迎えているカタール代表が9位にランクインしている。大会連覇に向けて、グループステージでは中国代表、タジキスタン代表、レバノン代表と対戦する。 カタール代表は国内リーグに所属する選手のみで構成されている。その中でチーム最高額の市場価値を持つのが、10番を背負うアクラム・アフィーフ(450万ユーロ/約6.3億円)だ。アクラム・アフィーフは現在国内リーグ1位のアル・サッドで、今シーズン12試合に出場して13ゴール8アシストを記録しており、カタール代表で最も注目される選手である。 現在チームの指揮をとるのがタンティン・マルケス監督だ。2022年のFIFAワールドカップ終了後にカルロス・ケイロスが監督に就任していたが、アジア杯開幕直前の2023年12月に電撃退任となった。カタール代表は一昨年のW杯で開催国ながらグループステージ全敗という結果に終わったが、アジア杯で雪辱を果たせるか。