アジアカップ最高額の国はどこだ!サッカー代表チーム市場価値ランキング1~10位。日本代表は何位?【アジアカップ2023】
8位:シリア代表 監督:エクトル・クーペル FIFAランキング:91位 総市場価値:1658万ユーロ(約23億2120万円) 最高額選手:オマル・フリービーン 昨年のFIFAワールドカップ・アジア二次予選で日本代表と対戦したシリア代表が市場価値ランキングの8位に入った。総市場価値は1658万ユーロ(約23億2120万円)となっている。 シリア代表の市場価値最高額の選手はFWのオマル・フリービーンだ。その市場価値は450万ユーロ(約6.3億円)で、同国代表の総市場価値の4分の1以上を占める。フリービーンはUAEプロリーグのアル・ワフダに所属し、11試合出場で9ゴールと現在好調の選手である。 市場価値を伸ばし続けているのがアルゼンチン出身の守備的MFジャリル・エリアスである。これまでアルゼンチンでキャリアを積んできたエリアスはサン・ロレンソ在籍中に300万ユーロ(約4.2億円)まで市場価値を伸ばし、今年1月にマレーシアのジョホールに移籍した。南米で培った力がアジアカップで発揮されるだろうか。 シリア代表を指揮するのはクラブと代表で多くの指導経験を持つエクトル・クーペル監督だ。シリア代表はAFCアジアカップでグループステージを突破した経験がない。かつてスペインのマジョルカやバレンシアで名采配を発揮したベテラン監督は、シリア代表を新たな舞台へ導くことができるか。
7位:サウジアラビア代表 監督:ロベルト・マンチーニ FIFAランキング:56位 総市場価値:2315万ユーロ(約32億4100万円) 最高額選手:フィラース・アル・ブライカーン 名将ロベルト・マンチーニが監督を務めるサウジアラビア代表が市場価値ランキングで7位にランクインした。前回のFIFAワールドカップでアルゼンチン代表に勝利して以降は、2023年内の国際親善試合6試合で未勝利に終わるなど満足のいく戦績をあげられなかったサウジアラビア代表であるが、AFCアジアカップ2023ではどうなるか。 サウジアラビア代表は国内組の選手のみによって構成されている。注目選手はアル・アハリ・サウジFCに所属するFWフィラース・アル・ブライカーン(400万ユーロ(約5.6億円)だ。アル・ブライカーンはリーグ戦で今シーズン17試合に出場し11ゴール5アシストを記録しており、現在は調子が上がらない元リヴァプールのロベルト・フィルミーノに代わってクラブで躍動している。 他にも、アル・ヒラルに所属し、代表の10番を背負うサレム・アル・ダウサリはクラブで9ゴール4アシストをマークしており、注目選手の一人である。カタールワールドカップのアルゼンチン代表戦で決勝ゴールを決めたアル・ダウサリは、今回のアジアカップでも活躍できるだろうか。 昨今は移籍市場の動向が注目されるようになったサウジアラビアであるが、代表チームも1996年以来のアジアカップ優勝を成し遂げ、世界の注目を集めたい。