勝みなみ 来季シード権は確保も伸ばせず14位 渋野は34位「情けないゴルフ」 米女子ツアー
◇米女子ゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン最終日(2024年11月17日 フロリダ州ペリカンGC(パー70)) 最終ラウンドが17日に行われ、7位から出た勝みなみ(26=明治安田)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71と伸ばせず、通算6アンダーの14位で終えた。渋野日向子(26=サントリー)は74で通算1アンダーの34位。67で回った世界ランク1位のネリー・コルダ(26=米国)が通算14アンダーで逆転し、今季7勝目、通算15勝目を挙げて優勝賞金48万7500ドル(約7500万円)を獲得した。 5打差を追った勝は一時、首位と1打差に迫ったが、後半に後退した。12番パー3で第1打を池に入れてダブルボギーとし「流れが悪くなってしまった。前半は良いプレーができていたのに」と悔しさいっぱいだった。本格参戦2年目の今季はポイントランク78位。60位までの最終戦に進めなかったが、80位までの来季シード権は確保した。「来年は経験を生かし、まずは1勝したい」と力を込めた。 また、渋野は硬く締まったグリーンに対応しきれず4日間ワーストの74を叩いた。16番で池に入れてダブルボギーとするなどショットに苦戦。前日65をマークしただけに、「情けないゴルフ」と悔やんだ。ポイントランク64位で同60位までの最終戦に進むことはできなかったが、今季は全米女子オープンの2位を含むトップ10が2度。昨年逃したフルシードは獲得し「去年よりはすがすがしい気持ち。やることが見えてきている。総合力を高めていかなきゃ」と本格参戦3季目を総括した。