【DeNA】ドラ1ルーキー・度会隆輝がアップ更改で決意!「出し惜しみせずにキャンプからシーズンが終わるまで自分は手を抜く気はない」
◆ 来季の目標は「首位打者」 DeNAのドラ1ルーキー・度会隆輝が21日契約更改に臨み、今季の推定1600万円から「1000万アップの2600万円で契約をさせていただきました」と明かした。球団からは「本当に頑張った部分を評価していただいて、このような契約を結んでいただいたので、恩返しするにはやっぱり野球で恩返しするのが1番なので。活躍して優勝に貢献できるように、精一杯頑張りたいなと思います」と意気込んだ。 ルーキーイヤーの今季は、オープン戦で首位打者を獲得し、開幕では2戦連続ホームランとスタートダッシュを決めたが、その後はプロの壁に当たり一・二軍を行き来した。最終的には75試合出場で打率.255、ホームラン3本、打点24に終わったことに「今年はもっとやれたなっていう気持ちが1番」と納得はいかなかった一方で「プロ1年目のシーズンで本当にたくさんのことを経験できましたし、いいところも悪いところも自分の中でしっかりと見つけることができました」と収穫も口にした。 そのうえで「いい状態をどれほど長くして、悪い状態をどれだけ少なくするか。本当シンプルなことなんですけど、その中で悪いなりに多分できることもたくさんあると思いますし、出塁率を増やす、球が見えてないと思ったらフォアボールでもチームの勝利に貢献できると思いますし、そういった工夫、ただ打つ、ただ振る、そういう野球ではなく、もっともっと野球脳を高くして。あとは自分の実力を信じて、やってきたことを信じてやるっていう気持ちもすごく大事だと思うので、自信を持って取り組んでいきたいなと思います」と“考える野球”に着手。続けて「野球選手は皆さんに見ていただいて、その中で活躍するのが1番幸せなことだと思うので。もう出し惜しみせずにキャンプからシーズンが終わるまで自分は手を抜く気はないので。ガムシャラに全力プレーで、泥臭く来シーズン1年間駆け巡りたいなと思います」と決意した。 来季の目標は「まずはリーグ優勝に貢献できるように精一杯頑張りたい」とし、個人的には「目標は高くということで、首位打者を取れるよぐらいな活躍をしたいと思ってます」と言い切った“ハマの一番星”。心技体を鍛え抜き、再び綺羅星のごとく輝いてみせる。 取材・文・写真:萩原孝弘
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