明大、立大から9トライ奪い大勝 立ち上がりリード許す展開も神鳥監督「80分の中で修正」と手応え【関東大学ラグビー】
♢１２日 関東大学ラグビー対抗戦 明大５７―１５立大（太田市運動公園陸上競技場） 明大が立大から９トライを奪い５７―１５で大勝。開幕から４戦全勝とした。 立ち上がりで開幕３連敗の立大にＰＧとトライを許し、開始８分で０―８のリードされる意外な展開に。主将のナンバー８木戸大士郎（４年・常翔学園）は「油断はなかったと思うけれど」と振り返り、その後は見事に劣勢を払いのけた。 １４分、自陣からのカウンターアタックでボールを持ったのが、８月に日本代表に選ばれたＷＴＢ海老沢琥珀（２年・報徳学園）だ。相手ＤＦを引きつけると鋭角的なステップで振り切り、ゴール中央にトライを決めて反撃の口火を切った。 ２７分には２月に日本代表候補合宿を経験した副将のＣＴＢ秋浜悠太が相手タックルを跳び越えるトライで逆転し、３０分には海老沢が左サイドを快走して２トライ目をマークした。前半を２６―１５で折り返すと、後半は無失点で切り抜け、終わっててみれば４２点差をつけて危なげなく勝利を手にした。 「立ち上がりは苦労したけれど、８０分の中で修正できた。後半を０点に抑えたところには成長を感じます」と神鳥監督も手応えを感じた様子だ。
中日スポーツ
