FC大阪が2021年夏加入の日高慶太と契約満了 「このクラブでの自分の役割は終わった」
FC大阪は7日、MF日高慶太(34)の契約満了を発表した。 日高は横浜F・マリノスのアカデミーから桐蔭学園高校に進み、慶應義塾大学に進学。2012年にモンテディオ山形でプロ入りし、FC町田ゼルビアへのレンタル移籍を挟み、2016年からブラウブリッツ秋田に加わった。 その後、ヴァンラーレ八戸、東京ユナイテッドFC、東京武蔵野ユナイテッドFCを経て、2021年夏から当時JFLのFC大阪でプレー。2022年のJリーグ参入決定に貢献した。 2023年夏から日本プロサッカー選手会の理事の1人に就任するなど活躍の場を広げる一方で、今季はチームがJ3リーグでJ2昇格プレーオフ進出の6位フィニッシュを果たすなか、ルヴァンカップ1試合の出場に終わった。 「今シーズンでFC大阪を離れることになりました。まずは3年半、私達を支えてくださったサポーターやパートナーの皆様、行政の方々、FC大阪に関わる全ての皆様に心から感謝申し上げます。2021年の夏、『FC大阪のJ3昇格のために力を貸してほしい』と一本の電話がきた日のことを今でも覚えています」 「それから1年半後、東大阪の皆さんと共にJ3昇格を成し遂げられたことは一生忘れることのない、最高の思い出となりました。素晴らしい出会いにも恵まれ、多くのことを学び、一人の人間として成長を感じられた時間でした」 「皆さんとの別れは寂しいですが、このクラブでの自分の役割は終わったと感じています。FC大阪には若く未来ある素晴らしい選手達や、クラブのことを真剣に考え行動に移そうとしてくれる選手達がいます。そういった選手を大切にしながら、クラブがさらに発展していくことを願っています」 「またどこかで会える日を楽しみにしています。本当にありがとうございました!」
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