JFEスチール 水素輸送用ラインパイプ材 開発次段階へ
JFEスチールは13日、高圧水素輸送用ラインパイプ材の研究開発について、日本財団と海洋技術開発のコンソーシアム(ディープスター)が連携するプログラムのフェーズ2に採択されたと発表した。約1年間のフェーズ1での電縫鋼管(マイティーシーム)を用いた特性評価に関する研究成果が認められた。フェーズ2では海底パイプラインを想定した厚肉高強度UOE鋼管へ研究対象を拡大。高圧水素輸送用の鋼管材料などの評価基準と方法を確立し、海底パイプラインの実用化を目指す。