来秋ドラフト候補の最速154キロ右腕、東洋大・島田舜也が「世代ナンバーワン投手」へ
来秋ドラフト候補の最速154キロ右腕、東洋大・島田舜也投手(3年=木更津総合)が7日、同校川越市内グラウンドで開催された野球教室に参加し、最終学年を迎える来季に向けて意気込んだ。 【写真】小学生の打撃投手を務め笑顔を見せる東洋大・島田舜也 約300人、16チームの少年少女が参加。打撃練習タイムでは「教えられることはないな~」と苦笑いだったが、積極的にトスバッティングの投げ手へ立候補。力強い打球を飛ばす少年へ「ナイスバッティング!」と元気に声をかけた。 神奈川県横浜市出身の島田は、小学生時代に地元球団DeNA主催の野球教室に参加した経験がある。「プロ野球選手が目の前にいて、すごいなって」。感動していた少年はすっかり、185センチ86キロの体格を誇るドラフト候補へ成長した。当時の自分と重ね合わせ、「(普通に話すと)距離感を感じてしまうと思うので、縮めて接するように心がけていました」。今度は教える側として目いっぱい楽しんだ。 今秋チームは3季ぶりの1部復帰を果たした。ロッテ3位一條力真投手(21)、ソフトバンク6位岩崎峻典投手(21)を擁する強力投手陣の中で、3年生ながらエースの活躍を見せた。 いよいよ来年は最終学年を迎える。夢は小学生時代と変わらず、プロ野球選手だ。「世代ナンバーワン投手といわれるように、この冬しっかり土台をつくってやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。【佐瀬百合子】