【プロ野球】現役ドラフトは12人中4人が戦力外 1軍での出場機会はごくわずか
プロ野球では、昨年初めて行われた現役ドラフトでチームを移籍した選手のうち4人が1年目で戦力外になりました。 【画像】現役ドラフト後大ブレイクの阪神・大竹耕太郎投手 各球団1人ずつの計12人の選手が移籍となった現役ドラフト。 ソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手は21試合に登板し12勝2敗、防御率2.26と大ブレーク。 DeNAから中日に移籍した細川成也選手も518打数131安打、24ホームランで打率.253とこちらも活躍をみせていました。 一方戦力外通告が出されたのは成田翔投手、笠原祥太郎投手、渡邉大樹選手、古川侑利投手の4人。 ロッテからヤクルトに移籍した成田投手は中継ぎとして4月に3登板するも4月29日の阪神戦で2失点。防御率は5.40となり、その後の1軍戦の登板はありませんでした。 中日からDeNAに移籍した笠原投手は先発として2試合に登板するも、ともに3回3失点で降板。防御率4.50でどちらも負け投手となっており、その後はファームでの出場にとどまりました。 ヤクルトからオリックスに移籍した渡邉選手は、1軍での試合出場は7月22日の日本ハム戦わずか1試合のみ。4回の守備から交代で出場するも2打数ノーヒットで打率.000のまま。その後は1軍での試合出場の機会はありませんでした。 また、日本ハムからソフトバンクに移籍した古川投手。9試合に登板するも、計5失点で防御率4.50。調整後再び1軍に上がった際には1回を投げて被安打1、奪三振1と好投をしたように見えましたが再び2軍へ降格し、その後1軍での登板はありませんでした。 現役ドラフトで移籍し1年目で戦力外となった選手たちは、1軍での出場機会も恵まれず。 昨シーズンオフに初めて開催された現役ドラフトは、活躍する選手が出てきた一方で、苦しい結果となった選手もいました。