隣の部屋からの「スピーカー」の音漏れがひどいです。眠れなくなるので対策したいのですが、なにかよい方法はあるでしょうか?
マンションやアパートに住んでいると、隣や上下階の住人の生活音が気になることがあります。音漏れのせいで眠れない場合、何かよい対策がないかとお困りの方もいるでしょう。 そこで本記事では、建物の構造による防音性の差や気軽にできる防音対策をご紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
防音性は建物の構造によっても異なる
隣の部屋からの音漏れがどれほどあるのかは、出される音の種類や音量のほか、建物の構造によって左右されます。一般的にマンションやアパートは、木造・鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート造)のいずれかで造られています。これらの違いによっても防音性が異なるのです。 ■木造 木造は、小規模アパートのほか戸建て住宅にも多く用いられている構造です。総務省による「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」によると、近年では、非木造住宅が増えている傾向にあるものの、戸建て・マンションを含めた国内住宅総数の54%が木造という結果が出ています。 木造の建物は、建築コストが低いこともあり、多くの賃貸住宅で用いられています。しかし、防音性や耐久性は他の構造に劣るため、隣の部屋の生活音が気になることも少なくありません。 ■鉄骨造 軽量鉄骨造は、壁の空洞に防音材が施工されていない場合、防音性は木造とあまり変わりません。軽量鉄骨造は木造と比較すると「やや防音性が高い」とされています。 3階建て以上のマンションに多く使われている重量鉄骨造は、木造よりも厚い壁になる場合が多く、防音性は高くなります。ただし、同時に建築コストも高くなるため、木造と比較して数は多くありません。 ■RC造(鉄筋コンクリート造) RC造(鉄筋コンクリート造)は、複数の鉄の棒でつくった骨組みに流し込んで固めたコンクリートで柱・梁・壁・床を構成しているため、3つのなかで最も防音性が高いとされています。また、防音性だけでなく、高い耐久性・耐震性・耐火性があるのも特徴です。 しかし、建築コストや解体コストが高くなるほか、気密性の高さからカビや結露が発生しやすいというデメリットもあります。
【関連記事】
- ◆【要注意】「料金が未払いです」→「どうせ架空請求」と無視してたらまさかの「放置NG」だった!?
- ◆年間「5000円」の町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われました。正直払いたくないのですが、法的な拘束力はあるのでしょうか?
- ◆玄関前の「置き配」が盗まれました。配送会社は「補償できない」の一点張りで、せっかく買ったのにショックでたまりません…もう置き配は使わないほうが良いでしょうか…?
- ◆職場で「カップ焼きそば」を食べるのって迷惑ですか? 安くて節約になるのですが、先日注意されました…
- ◆「築43年」のアパートに住もうか迷っています…家賃は23区で「5万4000円」ですがメリット・デメリットを教えてください