バルセロナがダニ・オルモ獲得でライプツィヒと口頭合意とロマーノ氏の報道 移籍金総額は約97億6000万円か
バルセロナがライプツィヒ所属のスペイン代表MFダニ・オルモ獲得に関し総額6200万ユーロ(約97億6000万円)で口頭合意に至ったようだ。6日、移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXに投稿した。 現在26歳のダニ・オルモはバルセロナのカンテラ出身で、2014年夏に加入したディナモ・ザグレブでプロデビューを飾った。当初はBチームでのプレーが続いたものの、2017-2018シーズンからトップチームの主力に定着。2020年1月にはライプツィヒへと完全移籍し、これまでの4年半で公式戦148試合出場29ゴール31アシストの成績を残している。スペイン代表としても通算39キャップを記録しており、合計11ゴール7アシストをマーク。今夏に開催されたEURO2024では大会ベストイレブンにも輝いた。 2023-24シーズン終了後に就任したハンジ・フリック監督の下で新たなスタートを切るバルセロナは、今夏の移籍市場でライプツィヒとの現行契約を2027年6月末まで残すダニ・オルモの獲得を目指していることが報じられてきた。 一方、ライプツィヒは「ダニ(オルモ)にはそれなりの価値がある。だから我々は安心している。彼は並外れた選手だ」と語るなど、同選手を安価で手放すつもりはないことを示唆し、バルセロナから提示された2度のオファーを拒否していた。 それでもダニ・オルモを獲得したいバルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏が、6日にライプツィヒ市内で選手本人と父親、代理人などと会談を行ったことを同日にスペインメディアの『スポルト』や『ムンドデポルティーボ』が報じていた。 そんななか今回、ロマーノ氏はバルセロナが5500万ユーロ(約86億6000万円)+ボーナス700万ユーロ(約11億円)の移籍金でライプツィヒと口頭合意に達したと伝えた。なお、契約期間は2030年までの6年間と説明されている。
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