「う、嘘でしょ…」“普通の親子”が国公立の中高一貫校に見学に行ったら…思わず顔が引きつった「生徒たちの実態」
中学受験に夏を捧げている方は親子ともに多いのではないでしょうか。何かに夢中になることは、悪いことではない。体調には気を付けつつ、有意義な夏を過ごされますことを切に願っています。さて、本日は国公立中学の生徒さんにビビったお話。始まり始まり~。 【前回はこちら】「難関校はこちらから願い下げです!」小5からの中学受験、「成績最下層」の“普通の親子”がオープンキャンパスに行った結果… 小5長男が中学受験をしたいと言い出し、ヒーヒー言いながら進めている中学受験の並走。とはいえ、下の子達(小3、4歳)もおり、私も手一杯。フルタイムで仕事して、夫も社畜で帰りが遅い。その合間を縫って家事に母親業に中学受験のサポート。大変過ぎて蕁麻疹が出てしまうくらい。あまりに負担がかかるため、家族で話し合いやっぱり無理な勉強や準備は辞めよう。というところで少し落ち着いてはいます。 スケジュール管理と答え合わせをちょろっとくらいしか最近はしていません。塾の自習室も積極的に利用してもらい、一時に比べると落ち着いてきました。いやそれでも大変は変わりませんけど。 そして、この春から夏にかけて、
積極的に学校見学(オープンキャンパス)に行っています
私立だけでなく、国公立の中高一貫校にも赴いています。地元の公立中学とほぼ同じ学費で通える中高一貫校。首都圏だけでなく全国的にも注目されています。もちろん関西エリアでも人気は健在です。 でね、先日、とある関西でも有名な国公立の中高一貫校に行ってきたのです。人気も、めちゃくちゃある学校。偏差値的にはバキバキの私立ほどではない。らしい。我が家はバキバキの偏差値高い学校には受験はしないでおこうと子供とも話し合っています。 だからね、勉強不足で申し訳ないのですが、知らなかったんです。偏差値的には私立中学校よりもお手軽に見える国公立の中学が、バケモノ級のハイスペック揃いだと言うことを… 学費が安いくらいの知識は、母の私にもあったので、意気揚々とオープンキャンパスの予約を取りました。体験授業は6年生のみですが、説明会や学校の雰囲気を味わうのは5年生もOK。それなら5年生のうちに行っておこう!と予約しました(省略しますが、予約はめっちゃ頑張りました)。 ちなみに!私立中学校は4教科を中心とした教科試験ですが、一般的に公立中高一貫校では小学校6年間の知識を総合して答える「適性検査」や「作文」が出題されます。出題傾向や求める知識が全然違っているため、仮に私立も国公立も受けるとなると2種類の対策をしなければならない…想像しただけで、過酷ではある。 オープンキャンパス後に、今一度調べて上記のような事実を知るのですが、予約が取れたことがとにかく嬉しくて、特に何も考えずに参戦したのでした。 さて、当日。 オープンキャンパスでは在学生の生徒が教室でいろんな企画をしてくれました。それにしても活気があふれる学校!生徒の皆さんから「学校大好き!」という雰囲気が溢れています。いいですね~。母親目線では目が細くなるばかりです。長男と2人、回れそうな企画は全て回ってみました。 とある企画が終わった時に、 「受験のことでも、学校生活でも、何でもよいので、個別に質問してくださいね」 と発表を終えた生徒さんが言ってくれたので、どうしても聞きたかったこと。 どんな学校を併願しているのかを聞いてみました。 後で考えてみるとどんな節操のない質問?!って思ってしまいますが、正直最も訊きたいこと。その場のおおらかな雰囲気に後押しされ1番聞きたいことを尋ねるという、厚かましい保護者ですがお許し下さいませ。長男は隣で「こんな質問してもいいの?」とドギマギしていました。「何でも大丈夫ですよ~」と優しい在校生。 受け答えしてくれたのは、利発そうなとってもテキパキした女子学生さん。オシャレな雰囲気もまとっています。生徒会に入ってそう。学生時代にこんな子が傍にいたら、いろいろ頼っただろうな~と勝手な妄想をしてしまいます。 この機会を逃すともったいない~と思った私は矢継ぎ早に質問を重ねます。 「中学校受験時に、ここだけ受けましたか?」 「他の併願校も受けましたか?」 「塾はどこに行っていましたか?」 「私達、勉強不足であまり分かっていないので教えて欲しいです!」 なんとも、どストレートな質問をしたもんだ。ですが、にこやかに対応してくれる学生さん。さすがです。なんでしょう。中学受験の荒波をすり抜けた余裕の貫禄といいますか。全てをニコニコと受け止めてくれる菩薩観音級の在学生。 「えーっと、併願校ですか?男子学生の場合はですね。」 にこやかに、爽やかに答えてくれます。 どんな所受けてるのかな? ドキドキ。 繰り返しますが、偏差値だけで考えると国公立の中高一貫校って、どうしようもなく高い偏差値ではない。それこそ関西で最難関と名高い灘中学などは相当な準備が必要と聞きますし、実際に偏差値ものけぞるほどの高さです。しかし、そこまでではなさそう。実際、偏差値で語ると最難関中学よりは低いのです。よく知らんけど。 ですが菩薩観音級の学生の受け答えに、この後、戦慄が走るのです。 「えーっと、私の周りにいる子は、あそこあそこ…」 思い出す彼女。そうそう!と教えてくれます。