クリエイターとファンが繋がる”推し活の新拠点”「OSHI BASE Harajuku」オープン、「コンテンツ業界に好循環を」
これまでさまざまなカルチャーを生み出してきた原宿・神宮前エリアに本日開業する、東急プラザ原宿「ハラカド」。新しい体験価値を享受できる場所として、「商業施設」ではなく「創造施設」をコンセプトとしている。クリエイターを育成・支援・共創するプラットフォームやチャレンジマインド溢れる個性豊かなさまざまな店舗が揃っているが、その中で株式会社BookLiveが、クリエイター・作品とファンが繋がる新たな“推し活”拠点である「OSHI BASE Harajuku」を同建物内にオープンさせる。なぜこのような場所を作ろうと考えたのか、担当者に話を聞いた。 【写真】アンパンマンのぬいぐるみを片手に、推しの登場を待ちわびる娘さん…
■「原宿はまさに推しの街」”推し活”は原宿の歴史に通ずる
「ハラカド」は、クリエイターを育成・支援・共創するプラットフォームやリアルの価値を最大限活用する新しい体験型メディアを実装する商業施設で、雑誌図書館、銭湯、ルーフトップバーなど地下1階から7階屋上テラスまでの全フロアに個性豊かな75店舗が並ぶ。 そんな中、同施設の3階にオープンするのが「OSHI BASE Harajuku」。クリエイターとファンが作品や空間を通して繋がり交流できる場、クリエイターが既存の枠組みを超えて表現を追求する場、ファンがより深く“推し”の世界に没頭できる場として、新たな“推し活”拠点を作り上げていくという。 店舗を運営するBookLiveは、原宿・神宮前エリアを「原宿はまさに推しの街」と表現。 「竹下通りにはアイドルの推しの方もいれば、漫画やキャラクター推しの方もいて、そういう意味では”推し”という概念は今までもずっとあったのですが、最近は”何かを推す”ことが非常にオープンになってきました。当社は電子書籍の配信・出版会社としてさまざまなクリエイターさんと繋がっていることが強みでもあるので、リアルなスペースを用意して、そこを新しいプラットフォームとして提供しようということで、今回のような形になりました」(BookLive ライツ・販促本部 本部長 野淵大輔氏)