B1仙台89ERSがホーム8連敗…PG渡辺翔太「戦術どうこうよりエナジーレベルが低いと感じた」
◇りそなB1リーグ 第14節 仙台89ERS72―85佐賀(21日・カメイアリーナ仙台) 東地区8位の仙台89ERSは西地区7位の佐賀に72―85で逆転負けし、連勝はならず。第4クオーター(Q)開始直後に勝ち越されると、終盤は自分たちのミスからボールを失って引き離され、ホームでは8連敗と悔しい結果に終わった。 最後まで流れに乗ることができなかった。ため息でいっぱいになったアリーナ。仙台89ERSの落合嘉郎ヘッドコーチ(HC、42)は「ポゼッションと精度で負けてしまったのが一番の原因」と振り返った。 前半は内外を存分に使って速さを生かした攻撃がはまり、7点をリードして折り返した。しかし、後半は守備の強度を上げてきた相手に対してボールを回せず失速。第4Q開始50秒の65―65からの3点シュートを皮切りに、10連続得点を許して突き放されると、パスミスや反則で最後まで追いつくことができなかった。PG渡辺翔太(26)は「戦術どうこうより、向かっていく部分が足りず、エナジーレベルが低いと感じた」と渋い表情だった。 前節(18日)は敵地で強豪・千葉Jを破って連敗を7で止めたが、ホームでの白星は10月27日の越谷戦以来遠ざかっている。第2戦に向け、渡辺は「ホームで勝つことが自分たちの責任。つらい時こそ守備で我慢して、強みを生かすバスケをしたい」と意気込んだ。(秋元 萌佳)
報知新聞社