【時系列でわかる②】津波注意報がすべて解除(1月2日まで)
【2日 12:08】石川県内…23人以上の死亡確認 被害が徐々に明らかに
最大震度7の大地震から一夜あけた石川県内では被害状況が徐々に明らかになっています。県内では23人以上の死亡が確認されています。 大規模な火災が発生していた輪島朝市通り近くの輪島市河井町では住宅などおよそ200棟が全焼したということです。また、能登町でもおよそ20棟を焼く火災が発生しました。 県や自治体などによりますと輪島市、七尾市、羽咋市、志賀町であわせて23人以上の死亡が確認されています。
【2日 12:32】能登空港に約500人が取り残される 道路が分断
能登半島地震で道路が分断されている影響で、石川県の能登空港におよそ500人が取り残されていることが分かりました。 国土交通省によりますと、石川・輪島市にある能登空港に空港利用者や職員、地元住民などおよそ500人が孤立状態にあるということです。空港へ向かう道路が分断されているため、避難用の車両が入っていけないということです。 ターミナルビルは、被害状況を確認し使用することは可能ですが、天井がはがれたり窓ガラスが割れるなどして危険なため、取り残されている人は駐車場に待機しているということです。
【2日 14:18】石川県内で30人死亡確認 生き埋めや大規模土砂崩れも
最大震度7の大地震から一夜明けた石川県内では被害状況が徐々に明らかになっています。県内では30人の死亡が確認されています。 県や自治体などによりますと、輪島市、七尾市、珠洲市、羽咋市、志賀町、穴水町であわせて30人以上の死亡が確認されています。珠洲市や輪島市など能登の地域を中心に130軒以上の家屋が倒壊しています。 また、輪島市で生き埋めが14件、珠洲市などでは大規模な土砂崩れのほか、各地で道路の陥没、また、多数のケガ人が出ているということです。
【2日 14:38】上越新幹線、全線で運転を再開
JR東日本によりますと、運行を見合わせていた上越新幹線は全線で運転を再開しました。運転を見合わせていた越後湯沢~新潟駅間では下り列車に続いて、2日午後2時38分に上りの臨時列車が新潟駅を出発し、これで全線運転再開となりました。
【2日 15:20ごろ】北陸新幹線 全線で運転を再開
運転を見合わせていた北陸新幹線が全線で運転を再開しました。北陸新幹線では地震の後金沢-長野駅間で運転を見合わせていました。2日午前10時半ごろ、金沢-富山駅間で運転を再開したのに続き、午後3時すぎに富山-長野駅間でも上り列車が運転を再開し、午後3時20分ごろ、下り列車も運転を再開しました。これで北陸新幹線は全線運転再開となりました。