【時系列でわかる②】津波注意報がすべて解除(1月2日まで)
【2日 7:04】地震から一夜明け… 輪島市では火災続く
最大震度7の大地震から一夜あけた石川・輪島市では、中心部・朝市通りの周辺で発生した火災は地震から14時間以上たった現在も、燃え続けていました。道路が陥没するなどして、消防車が近づけない状況となっていました。 この地震により、家屋の倒壊などで七尾市、輪島市、羽咋市、志賀町であわせて5人の死亡が確認されています。県などによりますと、建物が崩れたり、火災などで多数のケガ人が出ているということです。 また、断水なども相次いでいます。 震度7を観測した志賀町を含む10市7町には、国と県が費用を出し、建物の復旧などを行う災害救助法の適用が決定されました。
【2日 7:09】北陸新幹線の一部区間などで運転見合わせ 空の便欠航も
JR東日本によりますと、地震の影響で運転を見合わせている北陸新幹線の長野-金沢駅間と、上越新幹線の越後湯沢-新潟駅間は設備の点検のため2日午前中も運転を見合わせます。 航空各社によりますと、全日空では2日、石川県の能登空港を発着する全便のほか、石川県の小松空港や新潟県の新潟空港などを発着する合計8便の欠航が決まっています。また、日本航空でも朝一番の小松-羽田便が欠航するということです。
【2日 8:46】50棟以上焼けたか ビル下敷きの10代…死亡確認
地元消防によりますと、50棟以上が焼けたとみられていて、輪島市河井町の火災については鎮火したということです。 また、倒壊したビルの下敷きとなった、10代の男性1人の死亡が確認されています。輪島市によると、市立輪島病院に搬送された人だけでも、死者7人、重傷7人が確認されていて、生き埋めになっている人が多数いるということです。 倒壊した建物の件数は不明ですが、家屋が倒壊しているという趣旨の通報が多数入っているということです。 石川県からの災害派遣要請を受け、自衛隊はおよそ1000人体制で救助活動などに臨んでいます。防衛省によりますと、輪島分屯基地の隊員が倒壊したビルから要救助者3人を救助しているということです。
【2日 9:52】能登空港が4日まで閉鎖 ひびが4~5か所
国土交通省によりますと、能登空港は、4日まで閉鎖するということです。滑走路には、深さおよそ10センチ・長さ10メートル以上のひびが4~5か所確認されているということです。