60代ミニマリストが「もっと早く捨てればよかったもの」5つ。捨てても少しの後悔もなくすっきり
自分の暮らしに必要のないものは早めに手放したいですよね。ミニマルな暮らしにまつわる著作が多数ある、カナダ在住のブロガー筆子さん(現在60代)が、「もっと早くに捨てればよかった」と感じたもの5つをご紹介します。
捨てても大丈夫だったもの
ミニマルに暮らすために、たくさんのものを捨てましたが、捨てて後悔したものは1つもありません。つまり、すべて捨てても大丈夫なものでした。 それは、そうですよね? 不用だから捨てたのですから。今回は、とくにもっと早くに捨てておけばよかったと思うものを5つ紹介します。
1.あきビン・あき箱・ショップの袋
まずは、あき容器のたぐい。これは、もともと自分で買い求めたものではないので、捨ててもまったく困りません。 若い頃、お店で服を買ったときに店の人が入れてくれる袋は、もらさずためていました。小ぶりの段ボール箱に突っ込み、押し入れに入れていたのです。どんどん突っ込んでいたので、中でしわくちゃになっていたものも多数。その袋を具体的にどうするかは考えていませんでした。ただ、習慣でためていただけです。 あとで、まとめて捨てました。 40歳前後のとき、すでにシンプルライフを目指していましたが、ピクルスやパスタが入っていたあきビンをわりと長くためていました。きれいに洗って、ときには熱湯につけてラベルをはがして。 あきビンやあき箱は、「いつかなにかに使える」と思っていたのですが、そんな日はいっこうに来ず、あるときあきらめて捨てました。ビン類はけっこう場所を取っていたので、捨ててすっきりしました。
2.古い語学の教材
30代後半になってカナダの短大に留学しましたが、そこで使った中国語の教材をかなり長くもっていました。勉強していたときはそれなりに楽しかったので、授業だけでなく、単位のつかない夜間のコースも申込み、そこでもテキストを買いました。 卒業したあとも、「いつか時間ができたら勉強したい」と思っていたので、これらの教材は10年ぐらいもっていたと思います。片づけものをするたびに目に入って、使っていないことに罪悪感をいだきながら。 これもあるとき、観念して捨てました。音声はカセットテープにおさめられていましたが、カセットテープを再生するデッキを捨てたとき、教材のテープも捨てました。 教材を捨てたこともひとつも後悔していません。あれから中国語の勉強はまったくしていないし、これからしたくなっても、今ならYouTubeとNetflixを教材にできます。