1人暮らしで「ユニットバス」って止めるべきですか? 親には「絶対バス・トイレ別のほうがいい」と言われているのですが、ユニットバスのほうが家賃も安いし「お得」ですよね?
ユニットバスの弱点を克服するには?
ユニットバスは湿度管理や浴槽の利用に注意を払わなければなりません。また、収納スペースのなさをカバーする必要があります。これらを踏まえて、快適にユニットバスを使うには以下の対策を施してみましょう。 ●トイレットペーパーを別室で保管する ●お風呂上がりに床を拭く ●シャワーラックを活用する トイレットペーパーは、別室で保管しましょう。ユニットバスに置いておくとシャワーが飛び散って濡れたり、湿気で使えなくなったりしてしまいます。必要分だけトイレに備えて、残ったものは別の場所で保管してください。 また、お風呂上がりに床を拭く習慣をつけましょう。湿気の原因となる水滴を拭うことで、カビの繁殖を防げます。毎回使ったあとに軽く掃除する習慣がつくだけで、ユニットバスを清潔に使い続けられます。 収納がどうしてもほしい場合は、シャワーラックを活用しましょう。吸盤でつけられるものを使ったりシャワーフックにラックを引っ掛けたりと工夫した使い方で収納スペースを確保できます。 「シャンプーやボディソープだけでも使いやすい位置に置きたい」「ホテルのようにある程度快適に使えるユニットバスにしたい」人は、ぜひシャワーラックの活用を試してください。
ユニットバスは安くて快適に使える「大穴物件」
ユニットバスは手狭な物件で活用されるため、1人暮らしの物件で見かける機会が多いです。とはいえ、お風呂やトイレは毎日使うもの。ユニットバスはバス・トイレ別物件とはお風呂の使い勝手や掃除の仕方が異なるため「やめておいたほうがいい」と言われることもあるでしょう。 しかし、適切な管理や掃除で対策すれば、快適に使えます。家賃も安いため「初めての1人暮らし」のための物件としては、ユニットバス物件も十分契約の余地があるといえるでしょう。 執筆者:石上ユウキ FP2級、AFP
ファイナンシャルフィールド編集部