オーダーメードのマットレスを手に入寮した石塚

　巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手（18＝花咲徳栄）が8日、川崎市のジャイアンツ寮に入寮した。「すごく楽しみにしていた日だったので、やっと来たかという思いです」と晴れやかな表情で語った。 　高校時代の恩師である花咲徳栄の岩井隆監督（54）からもらったメッセージ入りのマグカップを〝宝物〟として持参。「一歩一歩」と記されており「自分が目指しているところに焦ることなく、でも着実に進んでいけるようにという意味を込められた言葉です。1年目はその言葉を大事にしていきたい」と意気込んだ。 　さらにドジャース・大谷翔平投手（30）も愛用する寝具メーカー「西川」のマットレスと枕も持ち込んだ。自身の体形に合わせたオーダーメードで「練習で疲れた体をしっかり休める意味でも睡眠だったり食事はしっかり大切にしてきた。いいマットレスでより質のいい睡眠をと思って」。その上で「超一流のスポーツ選手もやっぱり睡眠は大事にされているので、簡単にまねできるところだと思う」と力説した。 　ジャイアンツの将来を担う主軸として期待される大型遊撃手は「新人合同自主トレ、キャンプでアピールするために、やれることはやってきたつもり。どんどんアピールできるようにガツガツやっていきたい」と腕をぶした。