委嘱状を受け取るニッチローさん

　長野県飯田市産業親善大使「焼肉大使」に、同市川路出身のものまね芸人・ニッチローさん（46）=東京都渋谷区=を再任することになり、委嘱状の交付式が11月29日、市役所で開かれた。ニッチローさんは2018年に親善大使に就任し、2期6年にわたって活動した。3期目の任期は29日から3年間。 　佐藤健市長から委嘱状を受け取ったニッチローさんは「1期目の当時と比較すると飯田焼肉が広まっているように感じるが、全国的にみるとまだまだ。3期目はスピード感を出してアピールしていく」と意気込みを語った。 　米大リーグで活躍したイチローさんのものまねタレントとして活動する一方、焼き肉のタレを監修したり、都内で焼き肉店のオープンに関わったりするなど、飯田の食文化や地域の魅力を発信する。佐藤市長は「飯田焼肉をさらに売り出したいと考えており、引き続きニッチローさんの力をお借りしたい」と期待を込めた。 　市の産業や観光資源の広報活動の他、産業行政に対する提言やイベントへの参加が大使の主な活動となる。