熊本県立大など産官学の研究プロジェクト『流域治水共創拠点』が大阪府と連携協定
テレビ熊本
熊本県立大学を中心に産学官でつくる研究プロジェクト『流域治水共創拠点』が先日、大阪府と連携協定を結びました。 12月26日は大阪府庁で『流域治水共創拠点』のプロジェクトリーダーを務める熊本県立大学の島谷 幸宏 特別教授と大阪府の森岡 武一 副知事が協定書を取り交わしました。 『流域治水共創拠点』は熊本県立大学を中心に産学官が連携した研究プロジェクトで、「緑の流域治水」による球磨川流域の復興と持続社会の実現を目指しています。 今回の協定では森林区域で山地の保水力や洪水緩和機能の向上対策などについて連携・協力。全国で初めてとなるピーク流量の低減機能を持つ治山ダムの技術開発や普及にも取り組むとしています。 『共創拠点』で流域治水技術の開発に取り組む名古屋工業大学の萱場 祐一 教授は「森林区域での流域治水の取り組みは非常に重要」と指摘。 「治山ダムを活用して水害リスクの低減を目指したい」と意気込みを述べました。
テレビ熊本