「山崎」「白州」などの国産ウイスキーはなぜ高いのですか?この前「白州12年」が1杯2000円もしました…
「山崎」や「白州」などの国産ウイスキーが値上がりしているのを見かけると「なぜ高くなっているのか?」「値上がりはいつまで続くのか?」と不安になる人もいるでしょう。 最近は国産ウイスキーの品薄状態が続いているようですが、価格の高騰とどう関係しているのか疑問に感じることもあるかもしれません。 本記事では「山崎」「白州」などのウイスキーが値上がりしている理由や価格相場について詳しくご紹介します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
日本のウイスキーはなぜ高いのか?
日本のウイスキーの価格が高騰している理由には、世界的な評価が高まっていることが大きく関係していると考えられます。 サントリーホールディングス株式会社は、2023年に「第28回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」において「山崎25年」が「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞したことを発表しており、日本のウイスキーが世界から注目されるようになってきていることが分かります。 また、ウイスキーをソーダで割って飲む「ハイボール」が若い世代を中心にブームになったことが、国内のウイスキー需要拡大につながりました。このことも、ウイスキーの価格高騰の原因になったといえるでしょう。
品薄で購入するのに抽選が必要な場合もある
国産ウイスキーの中には、生産量が少なく供給が追い付いていないものもあります。 ウイスキーをつくるには熟成期間が必要になるため、需要が増えたからといって増産しようとしても、出来上がるまでには数年、もしくは数十年かかる可能性があります。そのため、原酒不足が原因で生産を休止しているウイスキーもあるようです。 例えば、サントリーのシングルモルトウイスキー「白州12年」は2018年より一時販売を休止していましたが、2021年には数量限定で再発売されています。 同様に品薄状態が続いている「山崎12年」とともに、購入するのに抽選が必要な場合もあるようです。 今回の事例のように「白州12年」が1杯2000円もしたという話は、品薄状態であることが原因と考えられます。