フォルクスワーゲンの新型キャンピングカー「VW カリフォルニア」登場!新世代ブリは新たな時代を迎える
新型フォルクスワーゲン カリフォルニア(Volkswagen California):ブリは新たな時代を迎えようとしている。昨年の公開された「カリフォルニア コンセプト」のほぼそのままで生産がついに開始された。
ヴォルフスブルクを本拠地とするフォルクスワーゲンは、昨年公開された、「カリフォルニア コンセプトモデル」とほぼ変わらない姿で、伝説的なキャンピングカーの後継モデルを発表した。従来のカリフォルニアとは、まったく違う新しい発想で開発されたのが最大の特徴だ。「カリフォルニアのデザイナーのアルベルト=ヨハン キルジンガーのインタビュー(https://autobild.jp/34267/)」
ファンコミュニティからの反応はさまざまだった。小さすぎる、フラットすぎる、「本物のキャンピングカー」ではない、というものだった。「T5」と「T6」の違いはむしろわずかなものだったが、「T7」ベースの新型キャリイは大きく変わった。これは、「オーシャン」と並んでニュー「カリフォルニア」を完成させ、「コースト」と「ビーチ」が2024年6月から注文可能となった。
しかし、まずは「オーシャン」へ。ロングサイズのマルチバン「ライフ」をベースにしたフル装備の「カリフォルニア」モデルだ。より多くのアシスタンスシステムを満載したこの車は、より快適なドライビングを提供し、道路上でより環境に優しい設計となっている。新型「カリフォルニア」には、110kW(150馬力)の「TDI」、150kW(204馬力)の「TSI」、180kW(245馬力)の「e-Hybrid 4MOTION(オートマチックトランスミッションのみ)」がオプションで用意されている。フォルクスワーゲンは最先端を目指しており、特にプラグインハイブリッドドライブでは、新型「カリフォルニア」を一時的に日常使用の電気自動車に変身させる。カラーについては、すでにお馴染みのマルチバンのカラーパレットから、象徴的なツートーンペイント仕上げも含めて選択できる。
新型「カリフォルニア」の寸法を見ると、ファンコミュニティの不安はすべて解消される。新型「ブリ」は決して小さくも平たくもない。それどころか、全長5メートル、全幅1.90メートル、全高1.99メートルと、新型カリフォルニアは「T6」とほぼ同じ寸法である。