中学生2人死傷事件 市が緊急対策 職員1000人動員で登下校見守り 子供たちの心のケアも 福岡・北九州市
テレビ西日本
福岡県北九州市の中学生2人死傷事件を受け、武内市長は18日、緊急の記者会見を開き、市の職員を見守り活動に動員するといった緊急対策を発表しました。 ◆北九州市 武内市長 「いまだ犯人が確保されていない状況下で、不安におびえている子供たちや市民の皆さんがおられる。それを何が何でも守らなければなりません」 武内市長は事件を受けた緊急対策として、市役所本庁の勤務者のうち半数にあたる約1000人の職員を、19日から終業式までの間、自宅がある地域で行われる登下校時の見守り活動に動員すると発表しました。 さらに、不安を抱える子供たちの心身の変化に気付くためのチェックリストを保護者や教師に配ること、冬休みの間も24時間つながる電話相談の窓口を周知することなど心のケアをサポートするとしています。 武内市長は犯人が依然として逃走中であることを受けて、市民に安全の確保を呼びかけると共に「市民の安全安心な日常を取り戻すため自ら先頭に立っていく」と述べました。
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