【高校ラグビー】「よく耐えてくれた」山口良治総監督、京都工学院の16強入りに笑顔
◇全国高校ラグビー大会2回戦 京都工学院15―7中部大春日丘(2024年12月30日 花園ラグビー場) 9大会ぶり21度目の出場となる京都工学院はBシードの中部大春日丘(愛知)を15―7で下し、16強入りした。 かつて監督として全国制覇に導き、人気ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主人公のモデルとなった山口良治総監督も車いすでスタンドから見守った。 試合後、報道陣の取材に応じ、以下のように答えた。 ――接戦でした。 「やっと目標のシード校を倒して、喜んでいます」 ――粘り強いラグビーをしていた。 「よく耐えましたね。逆転されるんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど、よく辛抱しました」 ――シード校を破った。 「とりあえず組み合せを見て、シード校を倒すことが一番でしたので。良かったと思います」 ――元日を花園で迎えられる。 「本当に、年を越せたということはうれしいです」 ――今後への期待を。 「もう、どこと当たっても強く力のあるチームばかりですから。一つでも多く勝利を重ねてほしいと思います」 ――歴史をつくった。 「伏見工から工学院になって、花園は9年ぶりですか。先日の試合の100点から、みんな頑張ってくれていると思います」 ――今日の良かったところは。 「シード校だけに厳しいプレーばかりでしたけど、ここぞ、という時によく耐えてくれた」 ――平尾さんを目標としている杉山選手がキックを決めた。 「初戦は、ケガをしたら大変だから早く代わりましたけど。大事なキックをしっかり決めてくれて、喜んでいます」