いよいよ明日6月15日、ル・マン24時間決勝スタート! 接戦必至の一戦に3カテゴリー全19車種が出走へ
限定復活のLMP2はワンメイク状態
2024年シーズンWECにおいては、LMP2は廃止に。しかし、このル・マンで限定的に復活を果たしている。 LMP2シャシーはダラーラ、リジェ、マルチマチック、オレカの4社が手掛けているが、今年のル・マンでは全チームがオレカ07を選んでおり、実質的にワンメイク状態となった。ちなみにエンジンはギブソンの4.2L V8NAがワンメイク供給されている。
今季から導入のLMGT3には9車種がエントリー
2024年のル・マン/WECでは、昨季までのLMGTEに代わり、LMGT3が導入された。 LMGT3は近年のGTレースシーンの主役となっているFIA GT3車両を用いたもの。しかし、ル・マン/WEC参入に際し、ドライブシャフトのトルクセンサーや自光式ナンバーパネルおよびリーダーライトなど、独自のデバイスが装備される。 今年のル・マンには、アストンマーティン・バンテージAMR LMGT3、BMW M4 LMGT3、シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R、フォード・マスタングLMGT3、フェラーリ296 LMGT3、ランボルギーニ・ウラカンLMGT3 Evo2、レクサスRC F LMGT3、マクラーレン720S LMGT3 Evo、ポルシェ911 GT3 R LMGT3の9車種がエントリーし、カテゴリー初年度の優勝を争う。 LMGT3クラスにおいても、通常のGT3マシンレースと同じくBoPが採用される。また、昨年までのLMGTE Amクラス同様、アマチュアドライバーとプライベートチームにスポットライトが当てられるクラスとなっている。
MotorFan編集部