駐日インド大使と懇談 岐阜会議所の村瀬会頭ら
【岐阜】岐阜商工会議所の村瀬幸雄会頭ら会議所幹部は20日、岐阜市を訪れたシビ・ジョージ駐日インド大使と懇談した。 駐日インド大使は着任時から国内の全道府県訪問を進めてきたが、スケジュールの都合で岐阜県への訪問がかなわず、岐阜が最後の訪問地になったという。 シビ・ジョージ氏は「初めての県を訪れる場合、最初に商工会議所を訪問する。会議所は経済を支える重要な役割を果たしている」と、商工会議所の役割を評価。その上で「インドはデジタル革命が進んでいる。岐阜でインドを紹介するセミナーを開き、岐阜県デーのようなイベントも設けられたら。インドへもぜひ来てほしい」と呼び掛けた。 村瀬会頭は「県内にはインドに進出している会員もおり、われわれもインド経済に注目している。セミナー開催も前向きに検討したい。岐阜県は広く、ぜひ一度白川郷にも足を運んでほしい」と応じた。 同席した小澤義行副会頭は「当社は名古屋港を中心に輸出入を手掛けており、いずれはインドでもビジネスができればと考えている」と伝えた。