石川佳純さん、東北の農畜産物の魅力をPR「お米もフルーツもおいしい」
卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さんが13日、東京・江東区の商業施設でオフィシャルアンバサダーを務める全農による「東北産地応援」トークショーに参加した。石川さんの参加は事前に告知されておらず、特別ゲストとして登場すると、瞬く間に人だかりができた。「東北はお米もフルーツも、いろんな農畜産物が全ておいしいイメージ。たくさんの方に魅力を伝えていきたい」とPRした。 今回のイベントは全農が全国の農産物の産地を応援する「ニッポンエールプロジェクト」第3弾として実施され、東北6県がテーマ。全農の桑田義文・代表理事専務とのトークショーでは東北の魅力などを語り、山形県産さくらんぼ「佐藤錦」や宮城県産のお米「だて正夢」を試食。東北で一番好きな食べ物を聞かれると「さくらんぼや桃だったり、フルーツもすごくおいしい。きりたんぽやお米もすごくおいしいイメージなので、正直一番は決められない」と笑顔で答えた。 石川さんが全国各地を訪ねて卓球やスポーツの魅力を伝える「47都道府県サンクスツアー」も22年4月に福島県からスタートした。「一番最初に訪れたのが福島で、すごく温かく迎えていただいた」。昨年12月には秋田県を訪問。「終わった後にきりたんぽをいただいた。家で何度か作ったことはあったけど、秋田の本場のきりたんぽは食べたことがなかったので、こんなにおいしいんだなってすごく印象深かった」と明かした。 現役時代の東北での卓球での思い出には、2015年に準優勝した女子W杯を挙げた。仙台市で開催され、「すごく最高の雰囲気の中で試合ができた記憶がある」と懐かしんだ。既に22都道府県を巡ってきたサンクスツアーでは近く山形県を訪れる予定。「すごく楽しみ。47都道府県必ず行きたいと思っているので、全ての県にお邪魔できるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
報知新聞社