外出先で衣類にシミが!シミ取りがなくてもできるその場で取る方法とは
おしゃれを楽しむためには欠かせない、日々の洋服の「お手入れ」。傷みにくい洗濯の仕方や帽子やサンダルの汚れの落とし方など、今さら聞けない素朴な疑問にスタイリストが徹底的にお答え! 今回は、「外出先でついてしまった衣類のシミを落とす方法」をわかりやすく解説します。 【写真】洗濯のコツ&お役立ちアイテム
■読者からの疑問「外出先でついてしまったシミは、どうするのが正解?」 お気に入りの服を着ている日に限って、食事中に食べ物をこぼしてしまったり、コーヒーをこぼしてしまったりしてしまうことありますよね。読者から、外出先でついた衣類のシミを落とす方法に関する疑問が多数寄せられました。 「外出先での食べこぼし。シミを残さないためには触らない方がいいですか?」(33歳・会社員) 「シミに直接水をつけたら、シミの範囲が広がってしまいました。どうするのが正解だったんでしょうか? 外出先でもすぐにきれいにして、シミのことを気にせず予定を楽しみたかったです」(31歳・フリーランス) そんなお悩みを解決していきます! ★教えてくれるのは スタイリスト 鷹取 美咲さん 吉村友希さんに師事し、独立。アシスタント時代に培った素早いアイロンさばきや、洋服の丁寧な取り扱いに定評あり。 ■鷹取さんの回答「絶対に擦らないことを意識して!」 「咄嗟のことで焦ってしまいますが、絶対に擦ってはダメです! シミが繊維の奥深くまで染み込んでしまい、汚れが目立つ原因となります。まずは落ち着いて、水性/油性どちらの汚れなのかを判断し、適切な処理を行うことが大切。今回は、何も持っていないときにもできる対処方法と、便利なシミ取りグッズを活用した対処方法を解説します」(鷹取さん、以下同) ■何も持っていないときの対処法 特別なものは持っていなくても、適切な処理をすれば簡単にシミを落とすことができます。汚れの種類によって使用するものと処理の方法が若干異なるので、水性と油性それぞれのシミ抜き方法を覚えておきましょう。