中嶋監督の”後任”だった…?オリックスの監督候補に挙がった大物(4)GMからの復帰は“消滅”
昨季までリーグ3連覇を達成するも、今季は5位に沈んだオリックス・バファローズ。そんな中、指揮官の中嶋聡監督がレギュラーシーズン終了後に退任を表明。新たに岸田護投手コーチの新監督就任が決まった。一方で、岸田新監督以外にも、指揮官候補と目された人物がいた。ここでは、オリックスの次期監督候補に挙がった大物を紹介したい。
福良淳一
投打:右投右打 身長/体重:177cm/73kg 生年月日:1960年6月28日 経歴:延岡工 - 大分鉄道局 ドラフト:1984年ドラフト6位 過去、オリックス・バファローズの監督を務めた経験がある福良淳一。現在はオリックスのゼネラルマネジャー兼チーム編成部長を務めているが、再登板の可能性もあった存在だ。 社会人野球の大分鉄道局(現:JR九州)から、1984年ドラフト6位で阪急ブレーブス(現:バファローズ)に入団。プロ2年目には二塁のレギュラーに定着し、同年は122試合の出場で打率.309、12本塁打、44打点、14盗塁の成績を残した。 プロ4年目の1988年は110試合に出場し、打率.320、7本塁打、33打点、12盗塁の成績でベストナインを受賞。首位打者争いを繰り広げるなど、活躍したシーズンとなった。 また、1993年から1994年にかけては連続守備機会無失策836を記録するなど、守備でも多大な貢献をもたらした。 しかし、1995年に右膝十字靱帯断裂の大けがを負い、以降は出場機会が減少。1997年に現役引退を表明し、現役生活を終えた。 引退後は、オリックスや北海道日本ハムファイターズでコーチを経験。2016年からはオリックスの一軍監督に就任したが、3年間でAクラスに導くことはできず、2018年限りで退任した。 翌2019年からはオリックスのゼネラルマネジャー兼チーム編成部長に就任し、チーム強化に努めている。
ベースボールチャンネル編集部