矢吹正道の挑戦を受けるノンシンガが来日 矢吹の印象は「特にない。特に警戒してないし気にもしてない」
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(12日、愛知県国際展示場) 【写真】いかついお仲間と一緒に余裕の笑みを見せるノンシンガ 元WBC世界ライトフライ級王者で2位の矢吹正道(32)=LUSH緑=の挑戦を受ける王者のシベナティ・ノンシンガ(25)=南アフリカ=が4日、来日した。 2回目の来日となるノンシンガは「日本の皆はとても良い人ばかりで日本が大好き。すしは大好きだ」と笑顔で、「体調はいい。今から時差を調整してコンディションを整えていくけど、今のコンディションはいいよ」と、絶好調宣言だ。 「試合に向けてとてもハードな練習で自分自身を追い込んできた。今のチームはとてもいいし、仲間に恵まれているので、試合に向けて良い準備ができていると思う。スパーリングはたくさんしたよ。全部で250ラウンドくらいかな」と練習内容を説明すると、マネジャーが「1000ラウンドくらいやっただろ」とボケてみせた。 矢吹の印象を聞かれると「今はリングに上がって、自分のタイトルを防衛するということだけ考えている。相手の印象?特にないね」と、オカダ・カズチカばりの「特にない」コメント。 16勝15KOの矢吹に対しても「KO率が高いこともパワーがあることも特に警戒してないし、気にしてもいない。実際にリングに上がってグローブを合わせてみてから、それは分かるんじゃないか。リングに上がれば、自分は相手がどう出てきても、それに合わせてアジャストしていけるから問題ないよ」と意に介さず。「KO決着だろう。自分のKO勝利。試合がどのような展開になっても自分が勝つことは間違いないよ」と豪語していた。