大相撲 琴勝峰が琴桜と11番 新三役へのスタートラインとなる秋場所へ「挑戦者の気持ちでいきたい」
大相撲の幕内琴勝峰(佐渡ケ嶽)が31日、千葉県松戸市の部屋で稽古し、大関琴桜と11番とって3勝8敗だった。得意の右四つだけでなく左四つの形も見せ「相手が嫌がる相撲をとれるように。ガムシャラにいきたい」と狙いを明かした。 再入幕した初場所から4場所連続勝ち越し中。「気持ちは強くいかないとダメだというのがわかった」とメンタル面の変化を好成績の要因に挙げた。昨年10月に長男が誕生。「自分一人じゃないので」と父親としての責任が芽生えたことも、成長につながっている。 秋場所(9月8日初日、両国国技館)には、西前頭4枚目で臨む。新三役も視界に入ってくる番付。「ここからが大変なのかな」と気を引き締めると「三役を目指すスタートラインぐらいの気持ちで。あまり意識し過ぎず、挑戦者でいきたい」と冷静に意気込んだ。