【MLB】シース好投でパドレスがアストロズ3連戦に勝ち越し 三者連続アーチも 地区優勝へ望みをつなぐ
【アストロズ0-4パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間9月19日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのアストロズ3連戦最終戦を迎え、先発ディラン・シースの好投もあり4対0で快勝。延長タイブレークの末に敗れた前日の雪辱を果たし、カード勝ち越しに成功した。シースは8回1/3を投げて被安打わずか2、与四球0、奪三振5、失点0と抜群の内容で14勝目(11敗)をマーク。アストロズ先発のフランバー・バルデスも7回1失点と好投を見せたが、援護に恵まれず7敗目(14勝)を喫した。 【動画】パドレスが3者連続ホームランでアストロズを突き放す 逆転での地区優勝へこれ以上は負けられないパドレスは、先発シースが5回まで1人のランナーも許さない完全投球を披露。6回表の先頭打者に初安打を許したものの後続を難なく打ち取ると、この好投にチームリーダーのマニー・マチャドが28号先制ソロで応えた。これで勢いがついたパドレスは8回裏にフェルナンド・タティスJr.の19号ソロ、マチャドの29号ソロ、ドノバン・ソラーノの7号ソロと3者連続の一発が飛び出して一気に試合を決めた。 この試合後に地区首位ドジャースも勝利したため、この日は差をつめることができなかったパドレス。日本時間25日から迎える直接対決の3連戦に向けて、同21日からのホワイトソックス3連戦は取りこぼしが許されない状況だ。2006年以来18年ぶりの地区優勝へ厳しい状況が続いてはいるものの、9月は10勝6敗と勢いではドジャースを上回っており、残り9試合に大きな注目が集まる。 なお、パドレスの松井裕樹はこの日も登板機会なし。日本時間9月8日のジャイアンツ戦以来登板がなく、今月わずか2登板となっており状態が気になるところだ。