（写真：クウネル・サロン）

インナーウエアやストール、レギンス……肌にふれるものは吟味された素材、やさしい風合いのアイテムを選びたい。大人だからこそわかる美しい逸品をどうぞ。 【画像一覧を見る】

上質なカシミヤの軽さと暖かさは手放せない。

『ジョンストンズ オブ エルガン』の〈カシミヤ手袋〉18世紀の終わりにスコットランドで生まれた老舗ニットメーカーは、長年にわたり最高級の毛織物やニット製品を作りつづけてきました。そのカシミヤ手袋は引田さんの冬支度の仕上げになくてはならない相棒です。 『eleven 2nd』の〈大判カシミヤストール〉さまざまなカシミヤストールを使ってきたけれど、一番のお気に入りと引田さんがすすめてくれたのは〈eleven 2nd〉の大判ストール。長年上質なニット製作に注力してきた橋本靖代さんが手がける軽くてたっぷりした１枚、大人ならではの贅沢です。 『w&fw』の〈冷えとりソックス〉三上津香沙さんが作るおしゃれな冷えとりソックスは引田さんの通年の愛用品です。シルクやコットンを中心とした厳選素材で足元ぽかぽか。左はくるぶしまでシルクを編み込んだ新作。 引田かおり／ひきた・かおり 夫の引田ターセンさんとともに、吉祥寺にてギャラリー、パン屋を営む。近著に『日々更新。風通しよく年を重ねていくこと』『「どっちでもいい」をやめてみる』（ともにポプラ社）など。

素材にこだわったブランドの品質と着心地を実感。

『suzuki takayuki』の〈タートルネック Tシャツ〉安野さんがその着心地、素材感に納得したタートルTシャツ。極細の糸を使った生地は肌ざわりがよく、吸湿効果、保温効果も抜群。年齢、性別や体形などに関係なく、着る人の雰囲気と調和する服作りを目指すブランドのマインドが伝わります。 『クリステンセン ドゥ ノルド』の〈レギンス〉デンマーク出身の女性デザイナーが作り、上質な天然素材を中心に服作りに取り組む伊ブランド。「ここのレギンスは肌にしっくりなじみ、素材へのこだわりが伝わってきます」。裾に布帛を貼ったデザインにブランドの遊び心が。 安野ともこ／やすの・ともこ 自身がデザインするジュエリー『CASUCA』を中心に展開するショップ『CASUCA HIS TORIA（カスカ イストリア）』をオープン。女優・井川遥さんとコラボしたラインも発表。

『クウネル』2025年1月号掲載　写真／目黒智子、取材・文／船山直子