スーパーフォーミュラ第3戦決勝日はウエットコンディションに。日曜フリー走行は岩佐歩夢がホームストレートでスピンし赤旗終了
スポーツランドSUGOで行なわれているスーパーフォーミュラ第3戦。日曜午前のフリー走行は雨により、開始5分ほどで赤旗が出されたままセッション終了となった。 大混戦! 2024年スーパーフォーミュラ:ポイントランキング 週末は雨の予報がされていたSUGO戦は、予選日こそドライコンディションだったが決勝日は雨となった。9時55分にフリー走行が開始される頃には路面に落ちる雨量も多かったが、来たるウエットレースに向けて確認を進めるべく、各車がコースに出ていった。 SPアウトコーナーで笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S)がスピンするなど、各車雨量の多い路面に手を焼く中、決勝2番グリッドを確保している岩佐歩夢(TEAM MUGEN)がホームストレートを走行中にハイドロプレーニング現象からか、コントロールを失いスピン。ピットウォールにヒットしてストップした。幸い後続のマシンが絡むようなことはなかったものの、上り勾配を抜けた先で尚且つ水煙が上がっているという視界の悪いコンディションだったため、ヒヤッとするアクシデントであった。 岩佐のマシンは左リヤホイールが割れており、足回りにもダメージがある模様。セッションは赤旗中断となったが、岩佐のマシンが回収された後もコンディションが回復せず、セッションが再開されないまま終了となった。 結局タイムを計測したのは10台、トップタイムは木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)の1分34秒502だった。なお主催のJRPによると、通常8分間で行なわれるスタート前のウォームアップ走行が20分間に延長されるという。
motorsport.com 日本版
【関連記事】
- ■“人生で一番大事な”レースウィークを迎えた平良響。SFデビュー戦で目標の予選Q1突破は惜しくも達成ならず「データを見れば見るほど悔しい」
- ■Juju、トラブルフリーの走行初日に笑顔。ライバルとのタイム差も縮小傾向「明日のレースが楽しみです!」|スーパーフォーミュラ第3戦
- ■スーパーフォーミュラ第4戦富士が『第1回瑶子女王杯』として開催へ。近藤真彦会長「日本のレース界が認められる、その第一歩になれば」
- ■プッシュさせるか、2番手キープか……トヨタ内でも意見が分かれたル・マン24時間最終盤。小林可夢偉代表が振り返る「壮絶でした」
- ■国産の“次世代フォーミュラカー”製作を公表した日本自動車レース工業会に聞く。既に空力設計に着手……目指すはスーパーフォーミュラでの採用か?