ドジャース・大谷翔平投手（AP）

◆米大リーグ　ドジャース―レッズ（１８日・米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） 　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が１８日（日本時間１９日）、本拠地・レッズ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場。初回先頭の第１打席はフルカウントからの７球目、アシュクラフトの９７・９マイル（約１５７・５キロ）カットボールを打って三ゴロに倒れた。 　この日はベッツが今季初の休養で、移籍後初の１番に座った。１番スタメンはエンゼルス時代の昨年７月８日（同９日）の敵地・ドジャース戦以来。エ軍では６本の先頭打者アーチを放っていたが、新天地で７本目の同アーチとはならなかった。 　前日１７日（同１８日）は米カリフォルニア州ロサンゼルス市が大谷の選手としての功績や歴史的影響力などをたたえ、同日を「Ｓｈｏｈｅｉ　Ｏｈｔａｎｉ　Ｄａｙ」と制定した。背番号１７にちなみ、ドジャースでの現役期間中、ロサンゼルス市では「５・１７」が“大谷の日”になる。午前中に市議会で表彰された大谷はレッズ戦の３回１死一塁。モンタスの初球、９５・３マイル（約１５３キロ）直球を逆らわず押し込んだ。３試合ぶりの１３号２ランが左翼席に着弾。自ら“祝砲”をあげてリーグ単独トップに再浮上し、両リーグ最多タイとなっていた。 　１６日（同１７日）の同戦は「大谷翔平　ボブルヘッドデー」として行われたが、開門２時間以上も前から大行列ができ、観衆５万３５２７人は今季のＭＬＢ全体で最多、１９年９月以降ではドジャースタジアム最多という人気ぶりだった。