松本人志の訴訟取り下げ背景に「最優先にせなアカン」浜田雅功も乗り出した“自粛芸人の復帰計画”
松本が記者会見を開かない理由
「松本さんは多額の金銭的な負担を強いられ、仕事にも大きな穴をあけてしまった。そして訴訟取り下げに至る過程では、双方の間でさまざまな取り決めが行われていたようです。例えば、週刊誌と芸能人での和解条件といえば、メディア側は“今後この件に関しては続報しない”ということにして、芸能人側も“詳細についての口外は禁止”などの決まり事が設けられます。これは松本さんに限らず、吉本興業も条件に含まれている可能性が高い。松本さんが記者会見を開かないことや、文春の最新号に松本さんに関する記事が掲載されていなかったのも、そういった“密約”によるものではないでしょうか」 こうして約10か月に及ぶ活動自粛も終結を迎えた松本だが、騒動の当初から心配していたのは、自身の進退もさることながら、飲み会に女性たちの手配を行っていたと報じられたお笑いコンビ『スピードワゴン』の小沢一敬の今後についてだという。
「小沢さんは報道後の今年1月、所属事務所が《スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります》と情報発信するも、直後から体調不良を理由に一切の芸能活動を自粛したまま現在に至ります。 他にもさまざまな後輩芸人たちが“アテンダー”として報じられたものの、情報発信も含めていっさい公の場に出なくなったのは小沢さんだけ。訴訟に発展した時点で、松本さんが芸能活動に復帰できなければ小沢さんも表には出られなくなってしまうだろうと、多くの芸人仲間が心配の声をあげていました」(芸能プロ関係者、以下同)
約10か月を「貝」になり続けた
活動自粛から現在まで、小沢は「貝になる」道を選択していた。 小沢とはマージャン仲間でもある明石家さんまは、今年5月にラジオ番組で「小沢に“連絡しちゃダメ”って向こうの会社の人から言われてます」と明かしていた。 「でも実は、小沢さんはすべての連絡をシャットアウトしているわけではなく、音信不通となっているのは松本さんをはじめとした吉本興業所属のタレントだけなんです。 他事務所の芸人とは連絡を取り合っていて、松本さんやさんまさんの連絡をスルーしていることについては“会社からの指示で……”と申し訳なさそうにしていたと、近い関係者から聞きました」 この状況では松本が心配を募らせるのも無理はないが、小沢の進退に関しては裁判終結後、なんと松本の相方・浜田雅功も「小沢の復帰は最優先で考えないとアカン」と話していたという。