「五輪は自分の夢そのもの」15歳・張本美和 日本卓球界“史上初”の兄妹で五輪出場「一緒に行けるの嬉しい」
日本卓球協会は5日、パリ五輪の卓球・女子シングルス代表に早田ひな選手と平野美宇選手、団体戦の3枠目として張本美和選手が内定したことを発表しました。 【画像】パリ五輪女子シングルス選考ランキングの最終結果 パリ五輪選考レースでは4位となりシングルス代表の座は逃した張本選手。それでも、国際大会での対中国選手との戦いぶりが評価され、団体戦メンバーとして自身初の五輪出場を決めました。 「選考会が始まった当初は全く選んでいただけるとは思っていなかったですし、ここまで来られたのもびっくりしています。最後は4位まで順位を上げることができ、自分自身成長できたと実感しています」と2年に及んだ選考レースを振り返りました。 また、兄・智和選手もパリ五輪代表に内定しており、日本卓球界“史上初”の兄妹での五輪出場となります。「五輪に一緒に行くことが自分の目標でした。お兄ちゃんは先に決まっていたので、あとは自分が頑張るしかないという立場で、一緒に行けるのは嬉しいです」と喜びを語りました。 そして、「五輪は自分にとって夢の舞台ですし、自分の夢そのもので、まだ信じられないというか、緊張やドキドキのが方が大きいです。ただ、パリ五輪の舞台に立った時は胸を張って戦えるように、自分のプレーをしっかりして平野選手、早田選手と一緒にメダルを目指して頑張りたいです」と強く意気込みました。