「カルピス」でヘルスケア商品始動 「乳酸菌科学シリーズ」を「PLUSカルピス」にリブランディング
「カルピス」ブランドでヘルスケア商品が始動する。 アサヒ飲料は、「カルピス由来の乳酸菌科学シリーズ」を「PLUSカルピス」へとリブランディングし、4月30日から「PLUSカルピス」を冠にした「睡眠・腸活ケア」「免疫サポート」「体脂肪ケア」を発売する。 知名度の高い「カルピス」ブランドに組み入れることで、機能とおいしさをより明確に訴求していく。 1月16日、事業方針説明会で野村和彦取締役兼常務執行役員マーケティング本部長は「“(乳酸菌科学シリーズを)人に紹介しよう思っても紹介できない”というお声をいただいていることから、訴求するポイントは変えずに、お客様に『カルピス』の乳酸菌から生まれた機能性表示食品であることを分かりやすく伝えていく」と説明する。 「カルピス由来の乳酸菌科学シリーズ」は、「カルピス」を由来とする100年にわたる乳酸菌研究から2013年に誕生した。 同シリーズの「守る働く乳酸菌」(PLUSカルピス免疫サポート)は23年、機能性表示食品化され「守る働く乳酸菌W」(PLUSカルピス睡眠・腸活ケア)の商品名で6月から免疫ケア商品として展開。 昨年は「守る働く乳酸菌W」が外出機会増加に伴い高まる免疫ケアニーズに対応し、「届く強さの乳酸菌W」が睡眠サポート食品市場を開拓して好調に推移したことで同シリーズ計では前年比30%増の過去最高の販売数量を記録した。