野沢菜狩りが楽しめる毎年恒例の「お菜とりツアー」が、長野市で始まっています。 ここ数日の冷え込みで、味も食感も抜群です！ 標高およそ850mから見た朝の長野市街地は雲海！手前に現れる一面の緑は野沢菜畑です。この絶景を眺めながら、必要な分だけ自分で収穫する、それが「お菜とりツアー」です。 ■10年ほど通う（70代） 「太けりゃいいってもんじゃないんだよね。しょうゆのたまり漬けにするには、このくらいの太さがちょうど漬かり具合が良くて」 ■千曲市から（70代） 「去年も最高においしかったけど、今年はどうかな。食感がね「のり」っていうのかな、粘りがあっていいですね」 刈り取った野沢菜はというと… 「14キロ」 「14キロで700円です」 1キロあたり50円！この破格の安さもあり、皆さん大量に収穫していきます。 ■10年ほど通う人 「26キロ。少ないな。これはこれで清算してもらってさ、また取りに行ってくるわ」 「お菜とりツアー」を始めて36年。なんと、一度も料金は変わっていません。 ■小林野沢菜園・小林幸繁 園主（88） 「ここまで来て取ってもらって、スーパーのように高く売るわけにはいかないもんで、なるべく経費をかけないで、安くできるように一生懸命やっている」 今年は暖かい日が続き、生育が心配されましたが、ここ数日の冷え込みで柔らかく、甘く仕上がったといいます。 ご厚意で、野沢菜漬けを用意してもらいました！ ■記者 5「聞こえます？シャキシャキですよ。かむほど甘みと、うまみどんどん出てきます」 「お菜とりツアー」は来月8日までの予定ですが、雪などの影響で終了が早まる場合もあります。