ノーベル賞授賞式から帰国、大隅栄誉教授が会見(全文1)自分の中で一区切り
奥さまに対する感謝の気持ちなど
記者1:奥さまにとっても、印象的だったシーンっていうのがおありかと思うんですけれども、それをお聞かせいただきたいのと、あらためまして大隅さんに、奥さまに対する感謝のお気持ちですとか、何か(※判別できず)お願いします。 大隅萬里子:同じように本当に、何から何まで初めてのことで、どれも印象深く、やはりでも大隅がレクチャーをして、そのときに皆さまからいろいろと拍手をいただいて、そのときにやはりかなり胸に迫るものがありました。また授賞式、晩餐会は、やはり聞いていた以上に素晴らしく、またそれこそロイヤル、王様、王族の方たちのそばで食事をするなんていうことが、自分の身にあるのだろうかというような感激で、おいしかったんですけども、なかなかゆっくり味わう暇もなく過ぎました。 大隅良典:私の、もちろん、どっかでも申し上げたように、私はずいぶん、いろんなところで支えてもらったと思っています。ノーベル賞は、ノーベル財団はとっても、とにかくこれは個人の賞なので、家族を大事にしろということを再三言ってくれて、私も家族を授賞式などに呼べて、一緒に壇上に上がったりすることができたっていうことは、大変思い出深いことになりましたし、家族っていうのを大事にしようということを、あらためて思える機会になりました。 記者1:ありがとうございます。 司会:それではほかにご質問の方、ございましたら。
今日したいことは?
ニッポン放送:ニッポン放送のハタナカと申しますが、今日はお疲れのところ記者会見、ありがとうございます。今日、帰国されて、お休みになる前に何かしたいこと、先生ございましたらお願いします。 大隅良典:そうですね、もうほぼ2週間近く海外で過ごしたので、まずはわが家で、わっと足を伸ばして、今日は疲れてるんで、そのまま寝るんじゃないかと思いますけど(笑)。ただ、いっぱい宿題もあって、たくさん向こうでもお祝いの言葉の手紙をもらったりしていて、この間もたくさんの方からメールが入っていて、そういうことを処理し始めたら、あっという間に数日過ぎてるのかなというふうにちょっと、うれしいような、なんかとっても大変だろうなと思っています。 ニッポン放送:萬里子さんはいかがですか。お休みになる前に何か。 大隅萬里子:いや、もう本当に帰ったらゆっくりお風呂に入って、もうすぐ寝ようと思ってます。洗濯物もたくさんありますんで。 【連載】ノーベル賞授賞式から帰国、大隅栄誉教授が会見 全文2へ続く