800馬力の高性能電動SUV『グラビティ』、受注を11月7日に開始
米国のEVメーカーのルーシッド・グループは11月7日、新型の高性能電動SUV『グラビティ』の受注を開始する。 ルーシッド・グラビティ
初期段階では、グランドツーリング仕様の受注を開始する。価格は9万4900ドル(約1467万円)からで、800hpを超える出力と440マイル(約708km)以上の航続距離を実現する見込みだ。グランドツーリング仕様の生産は2024年後半に開始される予定。
また、ツーリング仕様は2025年後半に生産開始予定で、価格は7万9900ドル(約1235万円)からとなっている。
注文受付は当初、米国の顧客を対象とし、現在のルーシッド車オーナーが優先的に納車を受けられる。顧客はルーシッドのウェブサイトから直接、車両のデザインや仕様を選択し、注文することが可能だ。
グラビティは、「史上最高のSUV」を目指して開発された。最大7人の大人が乗車でき、さらに荷物も十分に積載できる。フロントトランク(フランク)を含む総使用可能な荷室容量は120立方フィート(約3.4立方m)に達する。オプションでフランクにシートを設置すれば、駐車時に2人の大人が座ることもできる。
グラビティは、ルーシッドが自社開発した電気モーターを含めて、同社の高評価を得ている電気駆動系技術を採用している。その優れた効率性により、2025年モデルのルーシッド・エアー・グランドツーリングと同等のバッテリー容量で440マイル以上の航続距離を実現する見込みだ。
オプションの3チャンバー・エアサスペンションは、変化する路面状況に適応し、快適な乗り心地と正確なハンドリングを追求している。
レスポンス 森脇稔