福田侑子がプロ19年目で初ホールインワン 賞金30万円獲得「やっぱりうれしい」【上位勢コメント】
<ヒルズレディース森ビルカップ 初日◇23日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6436ヤード・パー72> “夢”があります 一撃500万円ゲット【写真】 プロ19年目にして初めての快挙だ。福田侑子が11番でホールインワンを達成。「試合では初めて」とレギュラー、下部ステップ・アップ・ツアーを通してのエース第1号を喜んだ。 174ヤードのパー3で、ティショットがそのままカップに吸い込まれた。「やっぱりうれしいですね。ホールインワン賞もかかっていたので」と、賞金30万円(提供:株式会社ケン・コーポレーション)を獲得。スコアを一気に伸ばし、4アンダー・5位タイで初日を終えることができた。 「ショットの不安感もなく、状態はいいと感じています」と目下好調。2週前の「ECCレディス」では優勝争いの末惜敗したが、今季自己ベストの3位に入った。QTランキング81位で始まったシーズンも、明治安田ステップ・ランキング(賞金ランキング)16位につけ、終盤へと向かっている。 首位は9アンダーのビッグスコアをたたき出したが、5位は上々の滑り出し。「コース攻略のポイントとしては我慢が必要です。耐えながら、チャンスでつかみ取るゴルフができるように。あす以降も60台で回れたら」。初めてのホールインワンを達成した勢いそのままに、“初優勝”もつかみとりたい。 【上位勢コメント集】 森井あやめ(-9、1位) 「今までは7アンダーが自己ベスト。2打更新することができました。そして初の単独首位発進。好調の要因はショットです。何度も2~3メートルについてくれた。この難コースでバーディ量産はなんでだろう…。怖いくらいですね。あと、今までの自分と大きな違いが一つ。それは終盤戦に向けての勝ちたい気持ち。今季レギュラーツアーを戦ったからこそ、芽生えた想いです。あすは4アンダー以上を積み重ねていきたい」 池ヶ谷 瑠菜(-5、2位タイ) 「左肩を痛めてしまって、2試合お休みをいただきました。きょうは基本に忠実をテーマにラウンド。結果すら気にできない状態なので、自分に集中できたことが良かったですね。ただ、雨が降ってからのグリーンに対応できなかったのは反省点。いつもスコアの浮き沈みが激しいので、2日目は平常心を保てるように心掛けます」