台湾のプロ野球雑誌、販売初日から品薄 プレミア12特集 増刷が決定
(台北中央社)台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)が出版する月刊誌「プロフェッショナル・ベースボール」の12月号が、販売開始の5日から各地の書店で品薄となっている。同号では台湾が初優勝を飾った11月の国際大会、プレミア12を特集。CPBLは早くも増刷を決め、転売品を購入しないよう呼びかけている。 初版は通常の約3倍の3万冊を刷ったが、購入できない野球ファンが続出。CPBLは1回目、2回目の増刷を相次いで決定した。販売数は合計10万冊に上るという。 CPBLによれば同号は、プレミア12で台湾が戦った全9試合の記録や写真を収録。キャプテンを務めた陳傑憲外野手(統一ライオンズ)や、侍ジャパンとの決勝に先発した林昱珉投手(米マイナー)、2番手で登板した元西武の張奕投手(富邦ガーディアンズ)のインタビューも掲載している。また大会時の写真が印刷された全3デザインのポスターが付録として1枚封入される。 (楊啓芳/編集:田中宏樹)